ついてる時に手を抜いて ついてない時にやる気を無くす 負のスパイラルの話
タクシーの仕事はついてる日と ついてない日があります。
どんなに売り上げを上げるタクシードライバーでも ついてなくて売り上げのできない日があるのです。
タクシー業界は歩合給ですから1か月トータルの売り上げで給料が決まります。当然に売り上げが良いと給料は上がり悪いと下がります。
僕は売上を上げてくるドライバーですが売り上げを上げれないドライバーはやるべきことよりもやってはいけないことをしているのです。
タクシーに乗るお客さんは とりあえず前から来たタクシーに手を上げて乗ります。タクシー乗り場から順番にのる場合もあるでしょう。
すなわち誰にでもチャンスはあるのです。タクシー会社に100人のドライバーがいたら上位20人が売り上げをやってきます。下以20人が売り上げをやらない人たちです。
おおざっぱにパレートの法則ともいいます。
このブログは自己啓発ですからタクシーの仕事はたとえ話です。
成功するためには成功しないことをやらないことです。
売り上げをやらないドライバーでも忙し時があります。たとえば事故で急に電車が止まったり 給料日あとで皆が遊びまわるのにタクシーを利用する時です。
そういうチャンスの時でもなぜか手を抜きます。
当の本人にはその自覚がないのです。売り上げの出来るときに余分にやっておけば ついてない暇なときに楽なのですが そこまで頭が回りません(笑)
ついてない暇なときには 粘ることもせずにやる気をなくして早く帰ります。
売り上げをやらないドライバーさんには申し訳ないですが、やってはいけない反面教師として学ばさせてもらいます。
ついてる時と ついてない時は人生やビジネスや男と女の恋愛にもあります。
その時の考え方が大事なのです。
昨日 僕はタクシーの仕事でした。
最寄りの駅に向かう途中に若いカップルのスーツを着た男性の手が上がりました。
タクシーを止めて後ろのドアを開けました。
そのカップルは何かを話あってるみたいでなかなかタクシーに乗ってきません。
僕はじれったくなって「どうなさいます? 乗られます? 乗られません?」と言ったところやっとそのカップルはタクシーに乗ってきました。
男性はぶっきらぼうな口調で「ホテルまで!」と言ったので僕は(ラブホテルか)と思い近くのラブホテルが3件ほどある前でタクシーを止めました。
ワンメーターの420円をすぐに払って降りてくれるのかと思いましたが その男性はもごもごと訳の分からないことを言ってなかなか料金を払ってくれません。
やっと料金を払って男性がタクシーから降りたので 女性も降りるかと思いましたがなかなか降りません。
そしてその女性は「怖い!」と独り言を言ったあとで「運転手さん ドアを閉めて行ってください」
僕は?と思いましたが この状況は女性の言うことが正しいと判断してドアを閉めて車を発進させました。
行先は新宿の歌舞伎町でした。
料金も3500円以上でしたから 先に降りた男性のお客さんはついてなくて僕はついていたのです。
男と女の恋愛でついている時とついてない時があると思います。
ついてない時にやってはいけない事があります。
先ほどの先にタクシーから降りた男性のしたことです。
嫌がる女性に対してしつこい行動です。スマートさがないです。
車の運転にたとえると割り込みをしようとすることです。
後ろの車から「ブーブー」と激しくクラクションを鳴らされす。
余裕をもってゆっくりと入ればいいのです。
女性の両足は開かずの踏切ではないのですから焦ることはないのです(笑)
お目当ての女性がダメなら次へ行けばいいだけです。
最後のまとめです。
ついてる時と ついてない時がありますが感情をうごかされないようにしましょう。
ついてる時には手をぬかず ついてない時にはやる気を維持するマインドコントロールが大事です。