お酒の飲み方と人間関係の話
あなたはお酒は飲まれますか? あなたの身近に酒ぐせが悪い人とかアルコール依存症の人はいませんか?
僕は20歳から37歳までホストクラブで仕事をしていましたから、お酒を飲むのも仕事でした。
最近のホストクラブの事はわかりませんが、昭和から平成時代のホストクラブのホストがお酒が飲めない人は仕事が務まらない時代でした。
僕はお酒も女性も大好きでしたから、こんな仕事でお金を貰って生きていけるのなら最高だなぁと思っていました。
ただしお酒を飲むのが遊びと仕事の違いは お酒を飲んでも酔っ払っては駄目です。仕事ですから、お酒を殺して飲みます。
仕事中になると指名が3つぐらい入ったり 仲間のお客さんのヘルプの仕事が4つぐらいになる時などは 合計が7箇所のテーブルを見ます。
今座っているテーブルで女性のお客さんを接客しながら、他の何箇所かのテーブルも目配りをしながら仕事をします。
女性のクラブも同じだと思いますが、ホストクラブでは絶対にテーブルの女性のお客さんを一人きりにしてはいけないのが鉄則のルールです。高い料金を貰っていますからね。
新人のホストのばわいは 向かい側に先輩のホストとお客さんが座っていますから、水割りが無くなったら作ったりグラスに氷をたしたり、
女性のお客さんが何人もいれば、左側のお客さんと話ながら右側のお客さんがタバコを吸うようならライターで火をつけたり 目は四方八方にある状態で仕事をします。
お酒を飲んで酔っ払っているばわいではありません。
女性のクラブではボーイさんが何人かいますが、ホストクラブでホストが50人以上の店でもテーブルを案内するマネージャーが1人いるだけでホストがボーイの仕事をしないと駄目です。
特にお客さんのいない新人のホストはそれをしっかりやらないと先輩のホストから怒られます。
僕は高校時代に甲子園を目指して頑張った経験があるので先輩と後輩の上下関係は理解をしていましたが、ホストクラブも体育会系の厳しい社会でもあります。
僕が新人のホストの時に先輩からテーブルの下で足を蹴られました。ボトルを酒を飲んであけろと言う事です。
僕はお酒が強かったので、自分のお客さんのボトルを空けようと思えば、僕が飲んで軽くもう1本入れていました。
新宿のホストクラブの店では、毎年 年明けには たる酒を開けて新年のお祝いをします。
ます酒のふちに塩をのせて飲むのですが、最高で14杯~15杯は飲みました。多分一升半ぐらいだと思います。
お店の営業時間は深夜0時から朝の5時30分でした。
お店が終わるとお客さんと仕事の仲間と新宿2丁目のおかまバーにも飲みにいきカラオケで盛り上がりました。最高で午後2時ぐらいまで飲んでいた時もあります。
おかまバーの店の中は暗いので外に出たときに明るくてビックリします。
そんな時でも僕は「じゃ~これからバッティングセンターへ行こう」と言ったりして、ともかく元気でした。
それでも37歳が限界でしたね。無茶苦茶なお酒の飲み方をするのは、良い時期に転職をしたと思います。
僕は人見知りですので お酒のチカラで自分の心を弾けさせて仕事をしていたのです。
そのまま続けていたならば、病気になるか命は無かったと思います。
お酒の飲み方と人間関係のまとめとしては、お酒を飲んだ後はかなり多めの水分補給や食事をしっかりとる事がだいじです。
そうしないと身体がお酒に負けてしまいます。
悪い飲み方をする人は、ともかくチャント食事を取りません。
そしてマイナスな言葉を言いながら お酒をあおって飲むのです。
この飲み方をする人は寿命を縮めますから注意したほうがいいです。
水商売の席での会話は、政治と宗教の話はタブーとされています。人それぞれ信念がありますから、喧嘩になりやすいと思います。
楽しい話やシモネタが1番に笑えて良いと思います。
お笑い芸人みたいなホストさんは、若い女性のお客さんには「いいねぇ 若いってのは、シャワーを浴びるとパチパチパチって水を弾くでしょ
おじさんなんてシャワーを浴びるとジト〜〜と水がなるの ぜんぜん弾かないの、あんまり元気がないから自分の精子を顕微鏡でみたの ・・・そしたらさぁ 精子が松葉杖ついてたよ」なんてジョークを飛ばします。
ホストではいなかったですけど タクシードライバーの年上の人でお酒を飲んだ時にからんできた人がいました。
そういう時には、お酒の入ってない時に強めにとっちめるといいです。
そういう人は気が小さいのでお酒を飲んで変わります。でもこちらが(なめるなよ!)と相手の頭の叩きこめば大丈夫です。
その人は二度と僕には絡むような事はしなくなりました。それでも駄目な相手とは同じ席でお酒を飲むのをやめるしかないです。
酒は百薬の長とも言われます。
程よいお酒の量で親しい仲間や 好きな相手との楽しい時間をもって また頑張れるようなお酒の飲み方が1番良いかなぁと思います。