給料袋から銀行振込になって誰が得したのかの話
昭和時代は会社の給料は給料袋でもらいました。
僕が子供の頃に父親は給料袋を持って帰っていました。
世の中のお父さん達は奥さんに胸をはって「ほら」っと言って給料日に給料袋を差し出して、奥さんは「ご苦労さまです」と頭を下げて両手で給料袋を貰っていたのでしょう。
お父さんが ゆいつ偉く見える日が月に1回はあったのです。『亭主関白』と言う時代でもあったでしょう。
いつのまにか給料袋から給料が銀行振込になってお父さん達の権限がうすくなってしまいました。
少なくてもお父さん達は得をしたとは言えないでしょう。
奥さんが権限の強い家庭ならば、振り込まれた給料の中から「ほら」と言って今月のお小遣いを旦那さんは頭を下げて「ありがとう」と両手で受け取ります。
亭主関白から亭主タンパクに変わった時代もその頃でしょう。
給料袋を奥さんは差し出して貰った時代には 夜になると奥さんが旦那さんにサービスをします。
おそらくピンクのネグリジェなどを着て旦那さんの目を楽しませた後にです。
給料が銀行振込になってからは、奥さんは旦那さんの振り込まれた給料を旦那さんが仕事から帰って来る前に引き出しますから、サービスは無くなり服装もジャージ姿になってしまいました。
夜中に旦那さんがそっと奥さんの身体に手を伸ばそうしたならば 「バシッ」とその手を払われて「あんた 何を考えてるの !」とまるでチカン扱いにされてしまいます。
奥さん側からしてみれば、子供を作ってしまえば、もうこっちのものと言う考えの女性もいるかもしれないです。
後はせっせと仕事をして貰い給料は銀行振込ですから、安心です。
こんな時でも究極のプラス思考の考え方をすれば良いのです。
人間に生まれただけでも幸せです。
もしもカマキリに生まれていたならば、オスであれば後尾の後にカルシウム補給の為にメスから食べられてしまうオスもいるのです。
もしも僕がカマキリだったら命がいくつあっても足りません。
そういう前向きな考え方が大事です。
奥さん方が得をした以上に得をしているのは、銀行側です。
お金を安全にあずかってあげてるのでしょうが、こちら側からすると銀行にお金を貸してあげてるのです。
世の中の皆んながいっせいに銀行からお金を引き出したならば銀行は大変な事になってしまいます。まぁそれはないでしょう。
銀行はみんなのお金を資産運用しています。
これから大きくなる企業に投資したり、住宅ローンで庶民に貸し出したり、カードローンで貸し出ししたり、みんなのお金で儲けて都内などは銀行の名前のついた不動産の大きいビルが沢山建っています。
人のふんどしで相撲をとるってやつです。
だからあなたは銀行と同じ考え方をすれば良いのです。
銀行は信頼できる企業にお金を投資するのですから、自分が信頼するのは、企業ではなくて、自分自身です。
自分を信じて自分に投資をするのです。
これがなかなかできないで、浪費を繰り返すのがいわゆる一般庶民です。
使えるお金の一部でもかまいません。
自分が成長する為にお金を使う。
銀行のような考え方をすれば人生が好転していく事でしょう。